AIRHEART Official Blog

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メーカーやパラグライダーの最新情報をお届けします。

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FLYMASTER SDシリーズでブザーが鳴らない場合の対処法


FLYMASTER SDシリーズにおいて、「ブザーが鳴らない」あるいは「時々ブザーが鳴らない」と言った現象が発生することがあります。

動画でも説明していますが、FLYMASTER SDシリーズからブザーの接点がスプリングになっており、接触圧や接触面の状態によっては接触不良を起こしてしまう場合があります。
そのようなことから、ブザー側の接点接触面に銅テープを貼ることで接触圧を上げ、接触不良を防止する対策が実施されています。
未対策品をお持ちのユーザーの方で、このような現象に見舞われた場合は、有効な対策となりますのでチャレンジしてみてはいかがでしょう?

もちろん、自身で作業をする自信がない方はAIRHEARTまで修理の依頼をしてください。こちらでも承っております。



FLYMASTERのIMEI番号


FLYMASTERのIMEI番号(個体識別番号、主にLIVE系)はどこに記載されているかと言うご質問がありましたので回答します。

IMEI番号記載場所

メニューからシャットダウン(Shutdown)を選択した際に表示される画面の下に表示されます。
※写真は一部マスキングしています



IMEI番号とは?

端末の識別番号、シリアル番号ともいえるもので、「国際移動体装置識別番号( International Mobile Equipment Identifier)」の頭文字を取っています。端末の持つ固有の番号であり、手続きの際に必要となり場合があります。


イカロスカップに行ってきました!!


フランスのサンチレール(Saint-Hilaire)で開催される「イカロスカップ」に行ってまいりました。同時に、各メーカーブースへ挨拶を兼ねて訪問し、新しい製品の情報もゲットしてきましたので、この場でご報告したいと思います。

メーカーブース


メーカーブースのあるテント


初めての訪問で驚くことばかりでしたが、何より驚いたのは人の多さ!まさに人!人!人!のイベントでした。スカイスポーツのイベントで、これだけの人が動員できると言うのは驚き以外の言葉表現することができません。訪れる人もカップルだったり家族連れだったり、ごくごく普通の人たちです。駐車場にはキャンピングカーもたくさん止まっていて、イベント期間中はキャンプをして楽しむ方々も多いそうです。いやはや、こちらもビックリです。

PHI


PHIブースで


PHI(ファイ)のブースでは、パペッシュとマイク・クングに挨拶。マイクが手にしているグライダーは初級機の新しいモデルで、扱いやすくでお求めやすいモデルになるそうです。最終のセッティング中で、テストを繰り返していました。
気になるCクラスグライダーも最終段階に差し掛かっているとのことで、間もなく認証が取れそうとのこと。早ければ年末までにはリリースされるかも?

今年はMAESTROやMAESTRO X-alpsで勢いのあるPHIですが、今後の動向も見逃せません。

NIVIUK


NIVIUKブース


NIVIUKブースはスタッフが総出でやってきたのではないか?というくらい、多くのスタッフが詰めていました。
そんな中でも、新しいラインナップが紹介されていたので、ここでも簡単にお知らせします。

◆新しいラインナップ◆

●KOYOT4&KOYOT4P
●IKUMA2&IKUMA2P
●PEAK5
●SKIN3&SKIN3P


新ラインナップ


詳細は分かりませんが、来年にはリリースされるのではないか?と予想しています。
いずれにしても、正確な情報が入りましたらお知らせいたしますので、それまでお待ち下さいね。

GRADIENT

GradientブースはSUPAIRのブースと隣接する形で展示されていました。

ここ最近で言えば、MONTANA3やBi-Golden4 Lightなどの計量グライダーがリリースされたばかりですが、ブースには特に目新しい展示物はありませんでしたね。ヘルメットがたくさん展示されていましたが・・・。


Gradientのヘルメット


Kortel Design


Kortelブースで


Kortel Designのブースには、全てのハーネスが展示されていました。とても賑わっていましたね。Kortelに限らずですが、ハーネスの試乗ブースはとても盛況でした。


KanibalRace2用のフィンプロト


カーニバルレース2のフィンがプロトタイプですが展示されていました。現行のものより短くなっていますがシンプルな作りでした。未定ですけど、出てくる場合は現行製品にも装着可能になるって話でしたね。

FLYMASTER


FLYMASTERブースで


FLYMASTERブースには最新のモデルがプロトでしたが置いてありました。既存のモデルにディスプレイを追加したようなフォルムでしたが、名前は「LIVE DS」。
DSは「DUAL SCREEN」の意味で、私も日本でよく耳にした「FLYMASTERの地図は見にくい」とか、「グラフィックナビとしての利用は向かない」言った弱点が改善されそうです。


最新のLIVE SD


このモデルは現行のLIVEにカラーディスプレイを追加したような感じですが、この液晶もおそらく反射型だと思われます。外での使用ですので当然ですが、視認性は良いのではないか?と思います。バッテリーも8000mAの大容量を搭載するので長時間フライトでも問題ないでしょうね。USB端子もCタイプを採用していたので、接触不良とか端子が壊れてしまうようなこともなくなるのではないか?と思います。

年末くらいにはリリースされるかもしれません。こちらも正確な情報がわかりましたらお知らせしますね。

イカロスカップ


イカロスカップ


本番のイカロスカップは違いますねー。人も多いし、みんな楽しんでいます。とにかく、飛んでいけば「わーっ!!」って歓声が上がって、みんなで盛り上がります。フランス語だったから何言っているのかよくわかりませんでしたが、MCがしっかりと場を盛り上げてエンターテイメントとして成り立っていました。


トージさん1


トージさん2


日本のトージさんの「くらげ」も無事に飛びました。素晴らしい!!

と言うことで、イカロスカップとその他もろもろの旅をしてきたわけですが楽しい旅でありました。そちらの方はまた別の形でご報告させていただきたいと思います。


Kortel カーニバルレース2ハーネスの調整時の注意点


Kortel Designのレース用ハーネス「カーニバルレース2」における調整時の注意点を動画で解説させていただきました。
特に、足の長さは重要であるとともに、調整不良の場合はネオプレーンに過度な負荷がかかり、破損を誘発する恐れがございます。
したがって、より快適に長くお使いいただく意味でも、ご自身のハーネス調整を再確認いただき、再調整をお願いいたします。

※動画の音声が小さいので、音声を大きくしてご覧ください



いざ!東北へ・・・

室根山のつつじ


今回の営業先は東北地方。前職では青森や岩手あたりに来たこともありましたが、飛びに来た経験は山形の白鷹以外はありません。
そんな意味では、初の東北エリア訪問となります。

那須高原

ここは東北ではありませんが、徐々に北上することもあり通過点と言っては失礼ですが、ここも初訪問です。KPSパラグライダースクールにご挨拶にお邪魔させていただきました。


三浦亜津子インストラクターと


とても天気が良く、朝から好条件だったこともあって9時から早速1本飛ばせていただきました。
南東向きのテイクオフから飛び出して、軽くリッジを取りながらサーマルをサーチしてうまい具合にテイクオフ左側でひっかけることに成功。その後、上がったり下がったりしながらも後ろの山に着けて1800mくらいまで上がりました。軽めで飛ぶために軽装備だったこともあり、寒くて降りてきましたが、素晴らしい景色を堪能しました。


テイクオフ


ダムと福島方面の山々


やはりこの季節が一番の好条件だそうで、雄大なロケーションで飛べる素晴らしいエリアでした。
三浦校長、ありがとうございました。

三ノ倉

福島県は会津にあるエリアであり、個人的に三ノ倉の昆野校長とは古くからの知り合いでもあります。が、一度も訪れたことがないことに、昆野校長もビックリなさっていました。スミマセン・・・。そんな三ノ倉パラグライダースクールへお邪魔です。


テイクオフから喜多方方向


あいにく、午後から雨予報のために午前中勝負的な慌ただしいムードでしたが、昆野校長にはPHIのMAESTROで飛んでいただきました。


タイミングを計る昆野校長


昆野校長も気になっていたとのことで、ぶっ飛びではありましたが乗りやすさを感じていただけたようです。良かった(^^♪


昆野校長と


常連さんとともに私も1本飛んで終了でした。それでも、昼前には日射も出て弱いながらもサーマルでステイできました。
今回は微妙な天気でしたので、次回はタイミングを見て良い条件の時にお邪魔したいと思います。
昆野校長、ありがとうございました。

鬼首・前森高原

東北の大都市と言えば宮城県の仙台ですが、宮城から少し離れた山間部にある老舗のスキー場と言って良い「鬼首スキー場」。そこを中心に活動されているサンライフパラグライダースクールへお邪魔しました。
鬼首スキー場はなんとなく作りや風景が私のホームエリア立山に似ている気がしました。


前森高原


訪問した日は西ベースの風で、鬼首では飛べない風とのことなので、その裏に位置する「前森高原」へ移動しました。若いカップルや子供連れのファミリーがピクニックに訪れるような牧場がランディングで、条件が良ければここからも鬼首の方へ飛んでいくことができるそうです。
あいにく、この日は風が強く弱まらなかったので軽く1本飛べただけでしたが、それでも秘めたポテンシャルを感じることが出来ました。


前森高原のテイクオフ


TOを上から


風向きに応じてすぐに対応したエリアへ移動して飛べる環境があるのは、とても羨ましいことだなぁと思います。エリア管理は大変だろうと思いますが、ぜひ、この環境を引き続き守っていただきたいと願うばかりです。及川校長、ありがとうございました。


及川校長と


泉が岳

仙台からほど近い泉が岳スキー場にある泉が岳パラグライダースクールへお邪魔しました。


泉が岳スキー場


高低差はあまりないのですが、今時のグライダーならばサーマルさえあればしっかり上がるので何の問題もありません。また、風もしっかりと集まってくるので、なかなか面白いエリアでした。
テイクオフまでのアクセスも、ペアリフトが運行されていて楽々上がっていくことが出来ます。リフトを降りたらそこがテイクオフです。


リフトで楽々♪


テイクオフから


この日もまだ西寄りの風が強めでしたが、このエリアをそこそこ広く飛ぶことができました。これだけの風が吹いていても、MAESTROはグイグイと進んでくれるので安心感があります。飛んでいる間、なぜかずっと仙台の大観音が視界に入って気になって仕方がなかったので、後でお参りしてきました。


目に入る大観音


東北はいいエリアがたくさんありますね。
尾形校長、ありがとうございました。楽しませていただきました!!


尾形校長と


室根山

東北も岩手まで来ました。
室根山のMAPSパラグライダースクールへ訪問です。


ランディングから室根山を望む


今日もバリバリのコンディションが期待できます。大気の状態が不安定なので気をつけなくちゃいけませんが、雲もしっかりそこここにできてわかりやすくなっています。


雲低まで


つつじ祭り開催中


ゴールデンウィーク前半には、扇澤さんがここから岩手山方向まで90Kmのクロカンに行ったということです。すごいですねー。雲を使いながら広く飛ぶことが出来ました。


1400mまで上がりました。本吉まで行けたかも?


岩手山は無理だけど、南方向にずっと雲が連なっていたので本吉のモーランドには行けた?かも?


つばさカフェ


フライト後はつばさカフェにも行ってきました。オムライスがとても美味しかったです。もちろんコーヒーも!!
鈴木校長、玉恵さん、ありあがとうございました。


孝世さん、玉恵さんと


安比高原

今回の訪問先では最も遠い岩手の安比高原。確かに遠いです。
この日も雷注意報とかが出てて、午後から荒れ模様の天気が予想されるのでフライトはなしです。


安比リゾート


七時雨パラグライダースクールの立花校長とご挨拶です。ホント、初めましてです・・・。
安比高原は、周囲に牧場が多く比較的降ろすところが多いことから、クロスカントリーに向いているエリアだと言えるそうです。これまで西絡みの風では飛べなかったのですが、今年は西風に対応したテイクオフの使用に目途が付いたとのことで、グンと確率もアップするとのことです。いいですね。
今回はフライトしませんでしたが、次回お邪魔する時にはプチクロカンなんかもさせてもらいたいものですが・・・。
立花校長、ありがとうございました。
(七時雨山荘にも次回は泊まらせてください!!)


立花校長と


とまぁ、富山からスタートして東京、茨城、栃木、福島、宮城、岩手と訪問し、宮城から山形へ入って白鷹にきています。途中、御釜にも寄ってプチ観光気分も味わいながらの東北営業の旅でした。各エリアの皆様、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。


御釜


まだまだ行ったことのないエリアがたくさんあります。
そのうちお邪魔すると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!!