AIRHEART Official Blog

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FLYMASTERのIMEI番号


FLYMASTERのIMEI番号(個体識別番号、主にLIVE系)はどこに記載されているかと言うご質問がありましたので回答します。

IMEI番号記載場所

メニューからシャットダウン(Shutdown)を選択した際に表示される画面の下に表示されます。
※写真は一部マスキングしています



IMEI番号とは?

端末の識別番号、シリアル番号ともいえるもので、「国際移動体装置識別番号( International Mobile Equipment Identifier)」の頭文字を取っています。端末の持つ固有の番号であり、手続きの際に必要となり場合があります。


Kortel カーニバルレース2ハーネスの調整時の注意点


Kortel Designのレース用ハーネス「カーニバルレース2」における調整時の注意点を動画で解説させていただきました。
特に、足の長さは重要であるとともに、調整不良の場合はネオプレーンに過度な負荷がかかり、破損を誘発する恐れがございます。
したがって、より快適に長くお使いいただく意味でも、ご自身のハーネス調整を再確認いただき、再調整をお願いいたします。

※動画の音声が小さいので、音声を大きくしてご覧ください



GRADIENT Bi Golden2&3のライン交換時の注意点


ライン交換の注意点

Bi Golden2ならびにBi Golden3のライン交換時、以下の点にご注意ください。



Dラインのメインラインがライン表に記載されていませんが、これで正しいです。また、フルラインセットにはDラインのメインは入っていません。

接続する際、DラインはCラインのメインラインへ接続してください。

メインラインは

A:メイン3本
B:メイン3本
C:メイン3本
D:メイン2本+スタビ
BK

の構成となります。


GPSロールオーバーの影響について


GPSロールオーバーによるGPS機器の影響について取り沙汰されています。
「FLYMASTERはどうなのか?」
とご心配の声もいただいております。

先に結論を申し上げますと

「今回のGPSロールオーバーによる影響はございません!!」

とお伝えしておきます。

GPSロールオーバーとは

では、そもそも「GPSロールオーバーって何ぞや?」って話かと思います。

本家のHP:GPS.GOV
みちびきのHP:http://qzss.go.jp/column/gps-rollover_190225.html

こちらをご覧いただければ詳細はおわかりになるかと思いますが、そこそこお歳を召した方であれば
「2000年問題」
をご存知かと思いますし、ご経験されたことと思います。簡単に言えば、2000年問題の時のように、GPSシステムの持つ日付データの容量が足りないので

ある期間を経過するとぐるっと1周してしまう

と言う現象のことです。

今回で2度目

このGPSロールオーバーですが、実は今回で2度目。私たちは既に1度経験済みなのですね。1回目は

1999年8月22日

に発生しています。が、この当時はまだまだGPSを持って飛んでいるパイロットは少数だった時代なので、あまり話題にもならなかったと思います。

今回発生するのは日本時間で

4月7日午前8時59分41秒から42秒にかけて

となります。
FLYMASTERに関しては、B1シリーズ、FLYMASTER、FLYMASTER SDシリーズともに影響は受けませんのでご安心ください。



対応してない場合はどうなる?

もし、GPS機器が今回のロールオーバーに対応していなかったらどうなるのか?
2000年問題の時も同じでしたが、週番号が1週目に戻ってしまうため

1980年1月6日に戻るか1999年8月22日に戻る

と思われます。従って、生成されるログの日付は過去の日付となってしまい、使えないものになるでしょう。

ですが、ほとんどの機器は対応されており、よほど古い機器でない限りは問題がないと言えるでしょう。


Flymasterのデフォルト画面での条件によるページ切り替えに関して

FLYMASTERをお使いのみなさまへ

FLYMASTER各機種のデフォルト画面では、飛行状況に応じてページが自動的に切り替わる設定が施されています。この設定はデフォルトのため、使い勝手が悪いと感じる方もいらっしゃるかと思います。

このような場合は、Designerを利用して設定の変更を行っていただくことで解消できます。



Designerで各機種のデフォルト画面ファイル(拡張子がfmlファイル)を開きます。
Designer画面左側に表示されている各ページをマウスでダブルクリックすると、ページプロパティ画面が開きます。ここでの設定は

1.Enabled:画面が有効(表示される)
2.AirSpace warning:エアスペース(管制空域など設定された空域)に接近すると警告を行う
3.Enterring thermal:サーマルに入った場合
4.Transition(leaving thermal):トランジション時(サーマルを離脱したのち)
5.Arrivin at turnpoint:ターンポイントに到達したとき
6.Start opened:スタート時間になったとき
7.Power up:電源投入時

となります。それぞれのページプロパティにおいて、上記の2から7のいずれかにチェックが入っている場合は条件によりページが切り替わる設定になっています。不要と思われるチェックを外していただくことで、自動によるページ切り替えは行われなくなります。

これらの機能は有効に使えば非常に便利なのですが、お使いの画面には好みもあると思いますので、みなさまの使いやすい設定に変更してお使いいただくことを推奨します。