AIRHEART Official Blog

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メーカーやパラグライダーの最新情報をお届けします。

まだまだ春のコンディション


5月も下旬に差し掛かった22日から、私のホームエリア立山を中心に長野県のエリアへお邪魔してきました。季節外れとも言える暖かな(と言うより熱い空気)を持った高気圧に日本列島が覆われ、5月なのに30度越えの真夏日を連日記録すると言うおかしな天候ではありましたが、どのエリアでもコンディションとしては春のそれが残っているような例年よりも季節の動きが遅いような、そんな印象を持ちました。

八方尾根

いつも大会でお世話になっている白馬八方尾根パラグライダースクールに訪問。
PHIの新しいタンデム機「CONCERTO(コンチェルト)」のプレフライトチェックをされるとのことで、一緒にテイクオフまで同行させていただきました。



宇治山さん、清水さんのペアでフライトしていただき、とても好評でした。これから多くの人たちに、白馬の絶景を楽しませてくれることでしょう。
頑張ってくれよ!CONCERTO!!

その後は私もフライトさせていただきました。コンディションはすこぶる良く、何と雲低は3000m越え。私の故郷である北アルプス立山連峰が見え、剣岳や雄山、薬師岳も見えました。まさに絶景。




ARTIK5は3000mを超えるようなタフなコンディションでも、安心してソアリングを楽しめる性能と安全性を持っています。昼前から西風が入り始めて高い空域は乱れ始めましたが、それでも心の余裕が持てるのは大きな性能ですね。
前堀校長はじめスタッフのみなさん、たくさんフライトさせていただき、ありがとうございました。

青木

長野県の中西部にあるパラグライダーパーク青木に訪問です。
こちらも、まだまだ春の厳しいコンディションが残っており、早い時間に西風が入ってしまうため午前中がフライトできるチャンスとなります。



せっかくなので、岸校長に今年イチオシのPHI-MAESTROを試乗していただきました。感想は

・ダイレクトハンドリング
・高性能のグライディング!
・なのに安定感はもちろんB
・最高の仕上がり
・さすがにパペッシュのパラグライダー

とのこと。ありがとうございます。



こちらでもフライトさせていただきました。
内陸にありながら、東には北アルプス、南には八ヶ岳、東には浅間山、北には妙高連山とこちらも絶景。春のスーパーコンディションの時には、ここから南へ南下して美ヶ原や車山高原、さらには富士見パノラマまでのフライトも出来るそうです。うーん、やってみたい!!



立山

立山もこの週はスーパーコンディションで連日の2000m越え。



エリアの東側に位置する標高2090mの鍬崎山。シーズンに1度は行かないと気が済まないのが立山のフライヤー。数人で一緒に鍬崎アタックを敢行し、25日は2300mくらいまで上昇して成功しましたが、26日は1900mが限度だったので行けませんでした。いつでも行ける訳ではないのが価値のあるところ。



ハイク&フライあり、試乗ありと、地元立山でゆっくりと過ごせました。
みなさん、ありがとうございました。

5月下旬から6月上旬は東北方面に行く予定です。東北のエリアのみなさま、突然連絡するかもしれませんし、突然ふらっと現れるかもしれません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


村国山に行ってきました

村国山山頂


福井県越前市に新しくできたエリア「村国山(むらくにやま)」に行ってきました。

お邪魔した5月18・19日は、あいにく風が強くて飛べる条件ではありませんでしたが、じっくりとエリアを観察することができました。

風の谷のムラクニ

エリアを新しく作ると言うのはとても大変なことです。この「村国山」も例外ではなく、福井県勝山市にある「スキージャム勝山」エリアで長くスクールを行っている「ジャムスポーツ」の堀さんが、長い時間をかけて、多くの方々の協力を得て、ようやくオープンにこぎ着けたのです。


風の谷のムラクニ


その熱意や想いは、オープニングセレモニーで周囲に集まった人々を見ればわかります。

19日に行われたオープニングセレモニーでは、越前市長を始めとして越前市議会議員の方々や福井県議会議員の方々、地元自治会の方々、そしてこのプロジェクトを推進してきた「あそプロ」のメンバーの方々。みなさんの力で、この村国山から越前市の空をパラグライダーが舞うことができるようになったのですね。本当におめでとうごさいます。


オープニングセレモニーでのテープカット


エリアを簡単に紹介します

それでは、村国山エリアを簡単にご紹介させていただきます。


村国山エリアマップ


村国山は、西側に越前市街とJR武生駅、東側には北陸自動車道の武生インターチェンジがあり、そのちょうど真ん中あたりに位置しています。標高は239mとパラグライダーのエリアとしては高いとは言えませんが、小ぶりのサイズが街にマッチしていると感じました。テイクオフは山頂付近の南側に造成されたランチャー。ランディングは西側のすぐそばを流れる日野川の河川敷を利用します。


地上から見たテイクオフ


テイクオフ上部から


ランディング


テイクオフに立つと、右下を流れる日野川にランディングの吹き流しが見えるので安心感があります。高度差はありませんが、日野川から入り込んでくる風が村国山にもぶつかって、良いサーマルポイントになっていると思われます。


ランチャーを下から撮影


エリアのポテンシャルは未知数ですが、これからフライトを重ねることで、いろいろなことが分かってくることと思います。遠くない将来には、南側にそびえる日野山に渡って敦賀方面までのクロカンや、東側にある大野市までのクロカンなんかも出来るかもしれません。

何にしても、ここまで来るには大変なご苦労があったことと思います。お疲れ様でございました。
改めて、村国山オープンおめでとうございます。

次回はぜひ、私も飛ばさせていただこうと思います。


令和最初の営業日記


今年のゴールデンウィークは、平成から令和へと時代が変わる特別な時期となりました。また、10連休という長いお休みも話題になりましたね。

令和最初の営業日記

連休前半はお天気もパッとしない感じでしたが、5月2日からは晴れマークが中心の良い天気に恵まれた連休後半となりました。それでも、ところによっては上空の寒気による影響で、突然の雷や雹などに見舞われた不安定な天候だったようですが、少なくとも私がお邪魔したエリアではそのようなことはなく、安心して楽しく飛ぶことができました。

5月2日ジャムエリア


ジャムでのMAESTRO


ゴールデンウィークの営業先は北陸エリア。最初は福井県はジャムから。
朝方まで雨が残り、果たして飛べるようになるかは微妙でしたが、昼前には天気も回復して抜群の条件になりました。
PHIのMAEATROは好評でした。


天候回復


TENORlightで飛びました


新エリアの村国山も間もなくオープンの予定です。待ち遠しいですね。

5月3日となみ野エリア


春のとなみ野


春のとなみ野エリアは久しぶりです。メインテイクオフは除雪が終わっておらず、まだ道路が開通していません。ですので、今回は縄が池の駐車場の下にあるテイクオフを使います。
テイクオフから見る砺波平野は、田んぼに水が入り始めてキラキラと輝いています。


となみ野でMAESTRO


となみ野でMAESTRO2


ここでもMAEATROは大好評。ハンドリングの良さは、本当に楽しいし変に気を使わなくて済む安心感があると、小塚校長はじめベテランフライヤーにも太鼓判を頂きました。

5月4日立山エリア


立山でグラハン


連休2回目のホームエリア立山です。午前中は残雪があってどこまで行けるかわからないながらも、車で行けるところまで行くフライト組と、山野でのグラハントレーニング組に分かれました。
フライト組は、車から降りて極楽坂テイクオフまでハイクアップしたようです。条件は春らしい強めのサーマルでしたが、みなさん果敢にタスクを回って立山の初飛びを堪能されていたようです。


PHIのAクラス軽量機VIOLA


本日のハイク&フライメンバー


午後は私も飛んだのですが、みなさんと一緒に下から極楽坂テイクオフまでハイクを慣行。なんとか登りきることが出来ましたが、やはり慣れないのか疲れました(^-^;

5月5日獅子吼エリア


鯉のぼり


5月5日はこどもの日。獅子吼エリアでは鯉のぼりを付けてのフライトです。なんか仮装フライトを思い出しますね。


私も付けて飛びました


この日の獅子吼はとても良い条件で、多くのフライヤーが鯉のぼりを付けて観光客の目を楽しませていました。


中日新聞に紹介されました


このフライトの様子は、新聞やテレビでも紹介されました。


TENORと鯉のぼり


獅子吼でもMAEATROが好評でした。今年はMAESTROが大注目ですよー!!

地元中心の営業でしたが、私も楽しませていただきました。各エリアのみなさま、ありがとうございました。

さて、これからが本番です。今後の予定ですが、関西方面、信州、東北あたりを5月~6月にお邪魔しようと思っています。各エリア・スクールの皆様、その節はよろしくお願いいたします。